獣肉解体処理施設が完成 鳥取・若桜町「ジビエを食する会」

農業被害をもたらす有害鳥獣として捕獲したニホンジカの肉を味わう「ジビエを食する会」が鳥取県八頭郡若桜町で開かれ、参加者らがステーキなどの洋風メニューを堪能した。

山あいにある同町と隣接する八頭町は近年、多い年でシカなど千頭以上を捕獲したが、ほとんど廃棄していた。
ジビエ料理が注目されているため、両町が共同で若桜町に、木造平屋建ての獣肉解体処理施設「わかさ29(にく)工房」(約90平方メートル)を事業費約2500万円で建設。
2013年7月から本格稼働している。

食する会は、同施設とジビエをPRしようと、八頭町を含む議会、県、猟友会、JA、地元自治体関係者ら約30人を招待して開催。
この日は、シカ肉を使って若桜町のジビエ料理店シェフがサイコロステーキ、カツフライ、竜田揚げ、ハム、カレーなどを作った。

若桜町の小林昌司町長と参加した八頭町の井山愛治町長は「臭味もなく、豚や鶏肉に負けない味で、町の特産にしたい。猟師の数が減っており、育成のための補助金制度を導入したい」と話した。

若桜町(わかさちょう)は鳥取県東南部最東端に位置する町。観光が主産業である。 多くの森林に囲まれており、自然豊かな町である。兵庫県との県境にある氷ノ山 は、夏は登山、冬はスキーと、季節によって色々な楽しみ方がある。

鳥取県八頭郡若桜町
アクセス:
JR鳥取駅から28km
鳥取県道324号河原インター線川原ICから22km



妖怪汚水ふた盗まれる 鬼太郎デザインなど7枚 鳥取・境港

鳥取県境港市の水木しげるロードで、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪たちをあしらった汚水ふた(直径20センチ)がなくなり、境港署は窃盗事件とみて捜査を始めた。



同市下水道課によると、妖怪デザインのふたは7種類16枚が設置されていたが、なくなっているのは鬼太郎、ねずみ男、ねこ娘、ぬりかべ、砂かけばばあ各1枚と一反もめん2枚の6種類7枚。子泣きじじいは“無事”だった。判明したのは21日朝で、開店準備をしていた関係者が気づいて市に通報した。

ふたは塩化ビニール製で被害額は9万1千円相当。つないであったチェーンが外され、同サイズのふたが代わりにはめ込まれていた。20日夜から21日朝にかけての犯行とみられる。

妖怪ふたは市が平成23年3月、水木ロードのアーケード部分に設置していた。

水木しげるロード:今年の観光客300万人を突破−−境港 /鳥取

妖怪ブロンズ像が並ぶ境港市の水木しげるロードの今年の入り込み客が300万人を突破した。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(9月末終了)効果で過去最高だった08年の172万人を大幅に上回り、市は「驚異的な記録」と大喜びだ。
 
水木しげる記念館で4日、水木さんの文化功労者選定祝いを兼ねて突破記念式典が開かれ、関係者ら約30人と妖怪の着ぐるみが万歳を繰り返した。中村勝治市長は「水木先生のお陰で毎日大盛況。気を緩めず、おもてなしに磨きをかけたい」と笑顔であいさつ。記念館はこの日、無料開放された。
 
市によると、10月31日に300万を突破。3日現在では304万6197人。強気な市観光協会は「351万人まで伸びる」と予想を上方修正した。
 
水木ロードは鬼太郎やねずみ男のブロンズ像139体が並ぶ「無料のテーマパーク」。長さ800メートル。完成した93年の観光客は2万1000人だったが、18年で約145倍に成長した。
 静岡県富士市から訪れた石川利幸さん(63)は「連続ドラマで興味を持ち、初めて来た。観光地になっているとは知らなかった」、妻幸子さん(66)は「妖怪像に触れられて面白い」と話していた。

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ユネスコ「世界ジオパーク」に山陰海岸 日本4番目の認定

科学的に貴重な地層や地形などを多く含む自然公園を認定する「世界ジオパーク(地質公園)」に4日、京都府と兵庫県、鳥取県の3府県にまたがり鳥取砂丘などが含まれる「山陰海岸ジオパーク」が選ばれたと、同パーク推進協議会(事務局・兵庫県豊岡市)が発表した。国内からは4番目の認定。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)が支援する「世界ジオパークネットワーク」(事務局・パリ)が3日(日本時間4日未明)、ギリシャで開いた会議で決定した。

山陰海岸ジオパーク

「山陰海岸」は、京都府京丹後市から鳥取市の約110キロにわたる地域。火山岩や堆積(たいせき)岩などから、アジア大陸の一部だった日本列島が約2500万年前の地殻変動で分離し始め、日本海が形成された過程を確認できる。また海面変動などでできたリアス式海岸や砂丘など特徴的な地形がある。

世界遺産が保全や保護を重視するのに対し、ジオパークは教育や観光を通じた地域振興も目的。日本からは昨年8月、「洞爺湖有珠山」(北海道)「糸魚川」(新潟県)「島原半島」(長崎県)の3地域が初めて選ばれた。

きのこまつり:豪快!きのこ大鍋 「おいしい」と好評−−鳥取 /鳥取

鳥取市古郡家広畑の日本きのこセンター菌蕈研究所で2日、「とっとりきのこまつり」があり、秋晴れの中、家族連れら約3000人でにぎわった。
 
11回目の今年は「きのこがつなぐ山と海」がテーマ。きのこは広葉樹が多く生える豊かな山でないと育ちにくい。さらに、きのこによってミネラルを多く含むようになった土は川に乗って海へ行き、沿岸の生態系を豊かにするとされる。
 
このテーマに合わせ、食品バザーコーナーには山の幸のきのこと海の幸の魚を具にした「きのこ大鍋」が初登場。シイタケヤナギマツタケハタケシメジヒラタケの4種類のきのこやアジ、野菜を直径1メートルの大鍋に豪快に入れ、1杯100円で振る舞われた。家族で遊びに来ていた鳥取市の主婦、石田薫さん(30)は「具だくさんで、とってもおいしい」と大満足の様子。同研究所の福政幸隆所長は「祭りを通し、海や川をきれいにし、森を育むきのこの大切さを知ってもらえたのでは」と話していた。
 
きのこ大鍋の売上金は約10万円。同研究所は県漁協共同組合の事業「広葉樹の苗木を植林し、鳥取県の山と海を豊かにする応援資金」に寄付する。